第二創業期・・・・その③

インターン生たちの実績で、WEBサイト制作を主としているジェイオンラインでは

新規顧客の獲得には、テレアポが一番効率がいいという感覚を得ていたので

相変わらず、学生インターンにはテレアポ、訪問を実践してもらっていた。

一日に3件ぐらい獲得を目標に、やっていた。

テレアポも、話し慣れてくるとだんだんうまくなる学生とそうでない学生がいまし

たが、話しべたであるからアポが取れないというわけではなく、一生懸命さが相手

に伝わればアポが取れる場合もあったりして、成長していくのを見ていて楽し

かった。本町の事務所が、17坪ほどだったこともあり、アポ取れたらみんなで

拍手などやっていました。

だんだんデータが蓄積してくるとテレアポ業者よりうちの会社の方が効率いいと

確信を得てきた。と今でも自負しています。

2017年4月には4名の社員が入社し、大学のテスト前になると会社に人が

いないという状況からは、徐々に脱出してきた。

会社に泊まるのは無くなってきたが、やはり残業が多く、何でも自分でやる、

担当が分かれていないという仕事のフローが理由で退職する人も出てくる。

クライアントからお仕事を頂き、実績を増やし

売上を上げる方向に進み、会社としては、いい

方向にいっているが、社員の満足度、教育が

追いつかなくなる。

仕組の構築に意識をしなければならない。

若手の営業、デザイナー、コーダーと新卒で獲得するスキームは出来てきたが、

その人材を育てて、一人前のスキルをつけるのが会社として求められていた。

2017年10月から隔週土曜日出勤を辞め、毎週土日休みの完全週休2日制

にすると、同じ給料のまま年間20日休みが増える。

WEB系の会社での標準的な休みになり、弊社もそのステージになってきた。

そして、クライアントの薦めもあり、ジェイオンラインにとっての大きな賭け

である梅田への本社移転を考えるようになった。

梅田の移転先になるビルをあっちこち見にいくと、だんだん夢が広がります。

立地の上でも大阪では、やっぱ梅田かな~という想いもあり、学生時代も

梅田で4年間アルバイトをしていたのもあり、馴染みがあった。

本町から、梅田に引っ越しをするのに家賃が4倍になるので借入れをしない

と手元のキャッシュが足らなくなる気もするので、銀行から大きな借入れを

初めてしました。

2018年は、長期インターン生を随時募集し

ていたこともあって、若手の営業の内定、

デザイナーの内定を計3名出しましたが、

結局2名が入社してくれました。と同時に

2019年入社になる現インターン生からの内定を出して行くという

採用に関しては忙しい感じでした。この頃になると学生インターンも、

学生の間だけの長期インターンの募集は辞めて、内定者インターン

のみに切り替えていった。

新卒、準新卒(WEB業界は初めての中途社員)で構成されていた

ジェイオンラインは、平均年齢が25歳というかなり若手の多い会社で、

皆んな頑張って技術を習得しようという空気感はあった。

どん底からの、昨対1.45倍、1.6倍、1.6倍の売上を3年した後は、やはり壁

がきた。翌期は昨対5%の売上UPにとどまった。

中途社員の採用も考えるが、なかなか教育もできるような社員をとること

が出来なかった。

主に営業で売上げの数字を担っていたK君にも、そこは難しい問題で一緒に

頭を悩ませていた。

2019年4月からも4名の内定を出しましたが、その前に新卒で入った

社員が突然辞めるなど、やはり予期せぬことが起きてきた。

社長としては、社員から辞められるのが一番苦しい想いをするのだが、

ここはK君も同じ感じだったと思います。

以前、「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」というサイバーエージェント

の藤田社長の本を読んだことがありますが、まさにこのような、

憂鬱をいくつも味わうことに。。。

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この記事を書いた人

株式会社ジェイオンライン 代表取締役 峯修一
株式会社ジェイオンライン 代表取締役 峯修一
大学卒業後、アパレル関係の繊維商社で営業を7年。31歳で退職し、2002年32歳の時に会社を創業。2004年7月 有限会社ジェイオンラインを設立。2015年1月 株式会社ジェイオンライン に変更。

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