第二創業期・・・・その②

当時5~6名のインターン生のうち、8月からインターン生として来ていたK君に話を持ち掛けた。

当時2014年12月まで一緒に働いていたディレクターが、インターン生の中で一番うちの会社で活躍してくれる人は誰と思う?

の質問に、即座にK君だといいきった。 

そして私も、他社に内定をもっていた彼に、弊社の拡大を一緒に手伝ってくれるように私の想いを熱く語った。

12月中頃の金曜日の夜に話をし、翌週の月曜日には決意をしてくれた。

彼の早い決断と、勇気に感謝。

やった~という感じでした。

国立大学を出た新卒の社員がうちのような会社に来てくれるとは。。。

そこからが、社長としての責任と彼の人生のファーストキャリアの為にも、失敗は許されないという覚悟で身が引き締まる思いがした。

K 君「社長取りあえず、何すればいいですか?」

私「ホームページが作れるようになることかな?」

そして、WEB制作事業の立て直しと人材の獲得&育成。

人の入れ替わりで、売上もかなり低迷していたが本当に困ったときにはいつも誰かが助けてくれる自分は、このときも

根拠の無い自信があり、何とかなるし、何とかして見せるという気概があった。

そして、12月の終わりに、たった2人いた社員の退職の送別会をインターン生たちとして、年が明けると社員0ゼロ。

インターン生が6人。内定が決まっている4回生は、もう出勤も数回のみ。

会社に残る決意をしてくれたK 君は、1月1日のお正月も森ノ宮の事務所に出勤して納品作業をがんばってくれた。

営業インターン生として入社した彼が、予想もつかないほど努力し、みるみるうちに実力をつけていった。

周りの学生たちも2~6ヶ月で次々に会社を辞めていく中で私と共に残ってくれた K 君。

2015年1月に心機一転、森ノ宮事務所から本町の中央大通り沿いのビルに移転した。

会社の資金はそこをつきかけており、自分の貯金を下ろして敷金60万円をK君と一緒に営業に行った帰りに

銀行へ振込みにいったのを今でも覚えています。

東京のベンチャー企業を断って、小さな弊社にきたこともあってK君の親も心配しているのでは?

ということで、ご両親にも本町事務所に来て頂き、挨拶をしました。

何故か、私も妻に来てもらい一緒に挨拶をしました。

この時が、第二創業の出発点だった気がします。

そして4月になり、K君が新入社員として入社した。

入社式などはなく地味な感じでした。仕事の受注と納品するのに必死。

クライアントに納品し喜んでもらうという体験をK君とインターン生に。

2015年6月に創業以来2番目に悪い決算を出していたが、ともかく前を向いて頑張っていた。

社員は一人であったが学生インターンは常に募集していたため面接し、一緒に働いていい感じ

だったら、内定を出して行こう。8月、9月、10月にひとりづつ内定を出した。

始めに内定を出した学生は、就活して1社目だったのか喜んで涙を浮かべていた(女性)のに

他社に就職。なるほど、そんなものか?こちらも選ばれる企業にならないといけない。

2016年4月には2名が入社。

そんな中でも、相変わらずK君は毎日会社にきてベンチャー感バリバリ出していた。

お金が無い学生インターンも、帰らずに泊まっていいですか?と聞いてくる。

ビルの契約もあり立場的にダメと言っていましたが、

白いソファーが、ベルトのバックルで破れていたのをみると何日も泊まった形跡。

それを許していた、私はブラック企業の社長だったがみんな楽しそうだった。

2日前の松屋の牛丼(冷蔵庫保管)が食べられるか?

などいろいろやった。(笑)

to be continued

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この記事を書いた人

株式会社ジェイオンライン 代表取締役 峯修一
株式会社ジェイオンライン 代表取締役 峯修一
大学卒業後、アパレル関係の繊維商社で営業を7年。31歳で退職し、2002年32歳の時に会社を創業。2004年7月 有限会社ジェイオンラインを設立。2015年1月 株式会社ジェイオンライン に変更。

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