DEVELOPMENT OF WEB SERVICES LINKED WITH LINE

LINEと連携したウェブサービスの開発

ジェイオンラインではLINEと連携した予約管理システム・ウェブサービス開発を行っています。
LINEが開発者向けに用意している各種サービス(LINEログイン・MessagingAPI等)を組み込みことで、よりユーザーにとって使い勝手の良いサービスを実現することができます。

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LINE連携でできること

一例として下記のような仕組みをつくることができます。

  • ①LINEアカウントで自社のウェブサービスにログインできる
  • ②ウェブサービスからのお知らせをLINEで通知する

利用にはLINE公式アカウントが必要ですが、2022年6月現在初期費用・固定費用がかからないプランが用意されており、サービス立ち上げには非常に導入しやすい料金体系となっています。

https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/plan/

①LINEアカウントで自社のウェブサービスにログイン

LINEアカウントの登録情報を利用して、新たに会員登録をすることなく自社のウェブサービスにログインさせる、という仕組みを作ることが可能です。
Facebookログイン・Twitterログインと同様にOauth2.0の認証フローに基づきます。

ユーザーのアクションは下記のようになります。

またLINE側からは下記情報も取得できます。
自社サービス側にユーザー名やプロフィール画像を表示するといったこともできます。

  • ・userId・・・LINEユーザーID
  • ・displayName・・・ユーザーの表示名
  • ・pictureUrl・・・プロフィール画像のURL
  • ・statusMessage・・・ユーザーのステータスメッセージ

新規でウェブサービスを開発する場合は思い切ってLINE認証のみという選択肢もあるかもしれません。従来の会員登録時の離脱率については劇的な改善が期待できます。

既存のウェブサービスにLINEログイン機能を追加する場合には、考えておくべき点があります。
会員登録時にメール認証する・メールの通知機能があるというウェブサービスは多いかと思いますが、ユーザーがこれらの機能を利用する場合、LINEログインしたあとに改めてメールアドレス登録をさせる必要があります。
ユーザーの利便性を考えると、メールを使わずLINEのみでもサービスが利用できるフローを用意しておくのが望ましいでしょう。

実店舗からの集客から初回オファーの流れ

  • ①ユーザーに友達追加してもらう
  • 例)カラオケ店等にPOPを設置し、そこに記載されたQRコードをユーザーにスマホで読み込んでもらい、友達追加をしてもらう
  • ②LINE画面のメニューで「プロフィール」をタップする
  • ③LINEの権限委譲許可の確認画面
  • ④「新規登録」ページに遷移し、登録情報と属性情報を登録してもらう
  • 性別、年代など、登録や応募に必要な情報を入力してもらう
  • ⑤登録完了画面でユーザーへの初回オファーを表示
  • 入力した属性情報を参照し、条件に当てはまるイベントが表示される想定です。

②ウェブサービスからのお知らせをLINEで通知

LINE連携済みのユーザーに対しては予約時や予約前日のリマインドをLINEでプッシュすることができます。ウェブサービスからのお知らせをメールで通知するケースは多いですが、メールでお知らせをしてもメール自体を見ていないユーザーが多いため、この機能は非常に活躍してくれるでしょう。
このような機能の実装にはLINE Messaging APIを利用します。

通知メッセージの例

以上予約システムとの関連性が強い機能のみを取り上げましたが、LINEには他にもAPI等が用意されています。こんなことはできないか、といったご相談がありましたらお気軽に問い合わせください。